1990年 グレッチ（Gretsch） 6119

1990年製のグレッチ6119。
（この当時はまだ「テネシーローズ」という名称はなかったんじゃないかなぁ。はっきりとは知らないけど。）

グレッチは永らく生産されてなくて（倒産してた）、やっと再生産が始まったのが1989年。

当時「待ってました」とばかりに探したけど、やっぱりなかなかどのお店でも見つからなくて、やっと見つけたのは1990年か1991年だったと思う。

50～60年代の6119テネシアンのリイシューモデルではなくて、1989年再生産開始後独自の仕様です。

再生産開始後のグレッチは日本で生産されているのだけど、この当時の段階ではまだUSAとJAPANとで工程が分かれていたらしい。
だから「アメリカと日本のハーフ」という事になりますね。

ボクはグレッチのラインナップの中でコレが一番好き。

フィルタートロンピックアップにダミーじゃないFホール、そして何といってもこの色が好きです。
（「再生産開始後の純正フィルタートロンはダメ」という厳しい意見もある様ですけど、そうですかねぇ。ボクのは普通に良いグレッチサウンドですけど。）

ピックガードにあるハズのグレッチロゴは完全に剥げてしまいました。
というか、かなり剥げたので自分で完全に剥がしました。

修理も何度した事か。
フレットなんか相当減ってます。

でも今でも、というより益々良い音で鳴ってくれます。

ただね、最近はもうコレを弾くのが辛くなってきた。
このデカさと、アームを使わなくてもスグ狂うチューニングが。

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