エディ コクラン(Eddie Cochran)のCD [音楽]
おかしいんですよね。
エディ コクランのレコードが、ごっそりと、1枚も見当たらないんです。
10代の頃買って、3~5枚位持ってたのに、そっくりそのまま見当たりません。
多分まとめてどこかにあるハズなのですが…。
聞きたかったので、とりあえずベスト版CDを買いました。
でも'50sモノのアルバムは、レコードじゃないと納得できません。
TH eROCKERS(ロッカーズ) 格好良かった陣内孝則 [音楽]
画像見えにくくてスミマセン。
今はどっぷりタレントさんになった、陣内孝則さんの率いるロッカーズ。
(「ザ・ロッカーズ」が正式名称なんだけど、単にロッカーズって云ってました。)
陣内さん、今とは違ってスゴクカッコよかった。
それを上回る人気だったのがギター2人のうちの1人、鶴川仁美さん。
ブロンドの髪の人です。
今と違って女性があまりロックに興味を示さない時代。
ロッカーズだけが、異常なほどに女性人気が凄かった。
多分無骨なイメージのファッションじゃなくて、ドレッシーなスーツスタイルも女性のハートを掴んだと思われ…。
ちなみに陣内さんが監督した映画、「ROCKERS」で、中村俊介、玉木宏、佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史らが往年のメンバー役を演じたのだけど、映画に出てくる彼らのライブは結構いい感じで当時のロッカーズを再現してましたよ。
一度ご覧あれ。
キャッチーだったロックバンド 「レベッカ(REBECCA)」 [音楽]
人気ありましたね。
相当人気ありましたね。
ボクも結構好きでした。
ボーカルのNOKKOさんのイメージが強いバンドで、世間的にはアイドルバンドの様な扱いでしたが、素直に聞いてカッコいい曲もやってました。
サイケな曲とかもやってた。
ちゃんとロックバンドでしたよ。
女性がボーカルなので、ロックっぽく聞こえにくい面はありましたが。
珍しいのは、ロックバンドでありながらギターでは無く、キーボードを主軸としたメロディだと云う事。
初期に脱退して、後に「RED WARRIORS」を立ち上げたギタリスト「木暮武彦」が抜けた事の影響だと思われ…。
ただ、当時ボクのバンド仲間は言ってた。
「ロックバンドのボーカリストが、あんなに踊っちゃぁ駄目だ。」
ボクはまだ未成年のガキでしたが、この言葉には納得しました。
聞かせる事が一番重要なのだから。
でもNOKKOさんの激しいダンスボーカルが人気だったんですけどね。
レコードを持ってたんですけど、どこにあるのかわからない。
後に買ったBEST盤を載せてます。
ストレイキャッツ(Stray Cats) その8 1981年頃のブライアンセッツァーその3 [音楽]
ジーン ヴィンセント(Gene Vincent)「Cruisin’」 [音楽]
エルビスコステロ(Elvis Costello) [音楽]
好きな人はすき。嫌いな人はきらい。
で、「あんまり知らない」という人が、多分一番多い「エルビスコステロ」。
この人、やってきた音楽の幅がえらい広い。(と思う。)
簡単に云えば、初期(70年代後半から活動)はヤンチャ。
後期は何となくメロディアス。
ボクは初期のエルビスコステロなら大好きです。
代表曲だと、「She」あたりですかね。
エルビスコステロを知らない人も、聞けば「ああこの曲ね。」とわかる人が多いはず。
「She」自体は甘いバラードで、ボクはそう好きでもない後期の曲。今でも現役だと思う。
世界中、史上で、「ボクが好きな曲ベスト10」を決めるとしたら、順番は決められないけど、
ストレイキャッツの1stアルバム、2ndアルバムから数曲、
ビートルズの「I Saw Her Standing There」、
日本からはルースターズの「どうしようもない恋の唄」、
陣内さんのロッカーズからは「ジャッキー」なんかもベストテンに入る。
で、エルビスコステロのコレも入る、「(I Don't Want To Go To)Chelsea」。
日本語のタイトルだと、単に「チェルシー」だったと思う。
(ゴメン。日本版タイトルではあまり憶えないタチなので。)
代表曲とは云えないかも知れないけど、、「(I Don't Want To Go To)Chelsea」。
これメチャカッコいい曲。
コステロのルックス自体はそう好きでもないですけどね。
The Shakin' Pyramids(シェイキンピラミッズ) Skin 'Em Up [音楽]
これレアなのかな。どうなのかな。
詳しくは知らないけど、オリジナルLPレコードは入手困難という話は聞いた事があります。
シェイキンピラミッズのファーストアルバム。
評論家じゃないので、正確には語れませんよ。
語れませんが、、、ボクの記憶の中では、ストレイキャッツよりも「ほんの僅か」に先輩ロカビリーバンド。
80年代ロカビリームーブメントが起きる、「ほんの僅か」前に出したアルバムです。
異論はあるでしょう。
(異論がある方、ゴメンナサイ。先に謝っときます。)
ですが、ボクにとってはあまりにも最初期の、イギリス時代のストレイキャッツが偉大過ぎて、他のロカビリーバンドは全部かすんでしまうんです。
ストレイキャッツが出現するまで、ボクにとってはロカビリームーブメントは起きてない。
そして、ストレイキャッツがアメリカに帰った時、ロカビリームーブメントは終わりました。
だからストレイキャッツじゃなかったら、日本のルースターズや陣内さんのロッカーズ、ピストルズや、あと、ベタですがロックンロールだった頃の、初期のビートルズなんかの方がロカビリーよりも好きです。
今までも紹介したように、ジョンソンズ、ラロッカ、ロボット、クリームソーダ、その他諸々沢山持ってます。
だけど、音楽ジャンルとしてのロカビリーなら最初期のストレイキャッツに限る。
その中では、この「シェイキンピラミッズ」。
潔く昔ながらのロカビリーで、「ネオ」さを感じないところが好感を持てる。
「Please Please Me」 ザ・ビートルズ(The Beatles) [音楽]
アメリカ帰国後のストレイキャッツのCD達 ストレイキャッツ(Stray Cats) その8 [音楽]
アメリカに帰国した後のストレイキャッツは、ボクにとってはもう魅力が無くなってしまいました。
これはボクだけではなく、最初期のストレイキャッツをリアルタイムで知っていて、そして熱中した人には共通の認識だと思います。
現に、ボクの当時の仲間全員がそうです。
年度にして1984年くらい以降のストレイキャッツは、正直「普通のロカビリー」です。
多分イギリス時代のストレイキャッツが、ボクにとってあまりにも「衝撃」過ぎて、その反動で魅力を感じなくなったという事は云えると思います。
アルバム4枚目迄は、日本版発売前に輸入版でレコードを買っていました。
(画像右下に写っているのは、実は3枚目のアルバムなのですが、アメリカ帰国第1弾でイギリス時代の2枚のアルバムのベスト版の様なものに、「Built for Speed」1曲が加わっただけなので、レコードは買いませんでした。)
それ以降のアルバムも、とりあえずこの様にCDを買いはしましたが、ピンとくるものは無かった。
(多分アルバム全部は揃ってない。)
むしろ、ブライアンセッツァーのソロ時代の方がストレートなアメリカンロックで好み。
ボクは今でも、「イギリス時代限定」のストレイキャッツファンです。
ブライアン セッツァー(Brian Setzer) ソロの2枚 [音楽]
イギリス時代のストレイキャッツじゃなかったら、アメリカに帰った後のストレイキャッツよりこっちの方が好き。
解散後のソロ活動時期の2枚。
ザ ナイフ フィールズ ライク ジャスティス(THE KNIFE FEELS LIKE JUSTICE)。
ライヴ ヌード ギターズ (LIVE NUDE GUITARS)。
アメリカンロックですね。
ライヴ ヌード ギターズの方は特に良い。
そう云えばこの時期、リッチー バレンスを描いた映画「ラ★バンバ」(La Bamba)に、エディコクラン役でブライアンが出演してた。
ブライアンはエディコクランが好きなだけあって、似合ってましたね。
今は随分と老けたけど、若い頃のブライアン。
カッコいぃぃぃ。
Polecats(ポールキャッツ) 「Are Go!」 [音楽]
ジャニス ジョプリン(Janis Joplin) [音楽]
「the Blue Cats」 BLUE CATS(ブルーキャッツ) [音楽]
「普通のロカビリーは特別好きでもない。」と書いてきたけど、これは案外好き。
ブルーキャッツの「the Blue Cats」というアルバム。
フラッシュでハッキリ見えませんね。スミマセン。
彼らは今も現役なのかどうかは知らないけど、83年頃に買った、これもまた輸入版です。
「ネオロカ」とか「ピュアロカ」とか云う言葉があるけれども、それは後になって使われだした言葉です。
当時は単に「ロカビリー」(「ネオロカビリー」という言葉はあったけど)。
ボクの好きなStray Catsだけが、「パンカビリー」というカテゴリー名も使われていた。
(「パンカビリー」って、Stray Catsの面々が自ら言ってた。)
他に「パンカビリー」と呼ばれるバンドは日本にもあったけど、本当はパンカビリーじゃない。
(ゴメン。名前はあえて伏せます。ファンに怒られそうだから。ブラックキャッツの事じゃないです。)
ボクはそのバンドのライブも当時見たけど、単にStray Catsの真似バンドだったから。
BLACK CATS(ブラックキャッツ) [音楽]
クリームソーダのネタをよく記事に書いてる以上、いつかは書かなければならないと思っていた。
ブラックキャッツ。
皆さんご存知、クリームソーダの店員さんで結成されたロカビリーバンド。
ファンの皆様ゴメンナサイ。ホント、ゴメンナサイ。
ボクはあんまり好きではありません。
嫌いという訳ではありません。どっちかと云えば「好き」寄りではある。
でもレコードを買う程ではなかった。
(だいぶ経って、CDを1枚買いました。)
「クリームソーダは好きなくせに。」と思ってらっしゃるでしょう。
当時、ブラックキャッツのライブは何度か見ましたし、それなりに楽しめました。
でも、ファッションをクリームソーダで固めすぎなんです。
シャツだけとか、ジャケットだけ自社のモノを着て、他は着崩さないと、全身クリームソーダじゃあ「モロ」過ぎます。
仕方ないのは分かってます。
クリームソーダの広告塔なのですから。
テクニック面はやっぱり、彼らと同時期のストレイキャッツ(世代も同世代なんですよね)と比較してしまうので、ちょっと足元に及んでない感がありました。
ファンの皆様、ホントごめんなさい。
でもボクの様な見方をしていたモノも居るのだ、という参考にはなったでしょうか。
ストレイキャッツ(Stray Cats) その7 4thアルバム [音楽]
これも輸入版。
(ストレイキャッツの新しいアルバムは、いつもどうしても早く欲しかったんです。)
3枚目のアルバム「Built For Speed」は、母国アメリカへの凱旋アルバムなのですが、云わばイギリス時代の2枚のアルバム「Stray Cats」と「Gonna Ball」からのベスト版の様なアルバムだったので、ボクは買いませんでした。
(後々CDで買いました。)
なので、実質オリジナルアルバムとしては、この「Rant N' Rave With The Stray Cats」(日本版は「セクシー&セヴンティーン」)が3枚目だとボクは捉えています。
もうこのRant N' Rave With The Stray Catsで、ストレイキャッツは完全にアメリカ向けの、普通の「ロカビリー」になっています。
ロンドン時代のストレイキャッツが好きなのに。。。
このRant N' Rave With The Stray Cats迄はギリギリ好きですが、ボクはそれ以降のストレイキャッツには興味を失ってしまいました。
ロンドン時代にリリースした「Stray Cats」と「Gonna Ball」。
このたった2枚のアルバムのストレイキャッツと、ブライアンセッツァー個人にはその後もずっと夢中でしたけど。
Backbeat(バックビート) オリジナルサウンドトラック [音楽]
映画のサウンドトラックの話。
映画そのものの記事じゃないです。
「バックビート」という、デビュー前のビートルズを、デビュー前のメンバー「スチュアートサトクリフ」を中心に描いた作品のサウンドトラック。
このサウンドトラックが、もう、秀逸なんです。
実際に当時のビートルズが演奏していた50年代の曲のカバーナンバーを、「Backbeat Band」という、当作品の為に組まれたユニットが、なんと云うかスピード感のある、疾走感のあるカッコいいロックンロールで聴かせてくれます。
ホントに、ストレートなロックンロール。
大好きです。
ビートルズも大好きなんだけど、Backbeat Bandが演るビートルズナンバーはもっとカッコいい。
(Backbeat Bandが劇中でビートルズを演じているわけではありません。あくまで曲のみ。)
このサントラは「推し」です。
映画自体も結構面白い。
画像は持ってないので、ネットよりお借りしました。
ストレイキャッツ(Stray Cats) その6 1981年頃のストレイキャッツ [音楽]
KENZI & THE TRIPS 奴をマークしろ [音楽]
ストレイキャッツ(Stray Cats) その5 セカンドアルバム [音楽]
ファーストアルバム同様に、早く欲しくてタワーレコードで買ったヨーロッパ版。
ボクがストレイキャッツのアルバムの中で、2番目に好きなアルバム、「GONNA BALL」。
1番はモチロン、ファーストアルバムの「Stray Cats」(日本版のタイトルは[涙のラナウェイ・ボーイ])。
こっちはストレイキャッツの中でだけでなく、音楽史上最も好き。
この「GONNA BALL」ですが、日本発売時のタイトルは「ごーいんDOWN TOWN」と名付けられてます。
アルバムの中の曲「ごーいんDOWN TOWN」が、そのままアルバムタイトルになってるんです。
ちなみに「ごーいんDOWN TOWN」の原題は、「What's Goin' Down (Cross That Bridge)」と云います。
ところがですよ。
ボクの持ってるGONNA BALLには、What's Goin' Down が入っていません。
そーです。
ごーいんDOWN TOWN事、What's Goin' Down(Cross That Bridge) は、日本版のアルバムにしか入っていないんです。
それは何故か。
ごーいんDOWN TOWNが、日本の「トヨタセリカ」(セリカ、わかりますよね、車です。)のCM専用の曲だったからです。
(ややこしい云いかたですけど、CMソングって事です。)
アメリカ人の彼らが、イギリスでデビューし、そしてこのアルバムを最後に母国アメリカへと帰ります。
アメリカに帰ってからの彼らは、なんともスタンダードなロカビリーになってしまい残念。
もっとロンドンで活動して欲しかった。
ストレイキャッツ(Stray Cats)番外編 グレッチと1981年頃のブライアンセッツァー [音楽]
ブライアンのネタなので、またまたアツくなってしまいますよ。
今回も当時の雑誌の切り抜きからです。
(ストレイキャッツの当時の画像を掲載したら、画像のダウンロード数がハンパないです。皆さん私と同じく、ストレイキャッツが好きな方がいっぱいいらっしゃるんですね。嬉しいです。)
今回のテーマは、
「現在グレッチというギターブランドが存在するのは、全てブライアンセッツァーのおかげ。」
という話です。
ブライアンがグレッチ6120を持ってカッコよくデビューした1981年頃、「GRETSCH」というギターブランドは無かったんです。
ツブれてたんです。
かつてはビートルズのジョージハリスンもグレッチを使ってたりしたんですが、ビートルズと云えばむしろ「リッケンバッカー」の方がイメージでしょう。
また、ジョージも終始グレッチを使ってたという訳ではないので、「ジョージ=グレッチ」では無いハズ。
名門グレッチは人気が落ち、ついに1970年代後半にはツブれてしまいました。
ところが1981年、ストレイキャッツのブライアンセッツァーが、それまでのロカビリーギターでは全く有り得ない程のカッコよさでグレッチをかき鳴らして登場、世界に(特にボクに)衝撃を与えたんです。
ブライアンが登場して、「ロカビリーギター=グレッチ(そして殆どは6120)」という図式を作ったんです。
(それまでは、ストラトやテレキャス、他ブランドのセミアコ、フルアコと様々だったんですよ。)
ブランキージェットシティの浅井さん、彼もブライアンの影響をもの凄く受けてますよね。
その浅井さんの影響もまた大きく、日本でのグレッチ人気はブライアンと浅井さん、どちらの功績とも云えますね。
初期ストレイキャッツの、
「それまでのロカビリーの常識を覆す、枠からはみ出たロカビリー。」
それをブランキージェットシティは彼ら独自の解釈で、また違った音楽へと変化を付け、今じゃあグレッチは幅広いジャンルのアーティストに絶大な人気を誇るギターブランドへと成長しました。
ただ結局云える事は、「Gretsch6120を弾くブライアンセッツァー」の人気でグレッチは息を吹き返し、ブランキーに先立つ事1~2年前の1989年に再生産を始めたのですから、
「今、グレッチというギターブランドが存在するのは、全てブライアンセッツァーのおかげ。」
と云う事は疑う余地がない事です。
ボクの大好きなブライアン、Gretschという組織の、ナンバー2くらいのポストを持ってていいんじゃないでしょうか。